PR

父が他界しました。
母も5年前に他界しているので、今回は兄弟間で相続の手続きを進めなければなりませんが、うちは兄弟間の仲が悪いので、まともな話し合いができるのかすごく不安です。
こんな時はどうすればよいのでしょうか?
兄弟仲が悪い時に発生する相続問題
遺産分割が成立しない問題
相続人同士の仲が悪いからといって、仲の悪い兄弟姉妹をはずして遺産分割協議を行うことはできません。
そのため、遺産分割が成立しない可能性があります。これが大きな問題点です。
遺産分割協議は相続人全員の参加が必要で、相続人全員が参加しない遺産分割協議は無効となってしまうからです。
(順に合意をとっていく持回り形式も可能ですが、相続人全員の合意は必須の要件となります。)
子供同士仲が悪く合意が得られない場合、遺産分割は成立しません。
そうなると、例えば不動産は故人名義のままの状態となり、売却や建て替え等行うことができなくなります。

やはりいくら不仲であっても、相続人全員での話し合いが必要ですよね。
そのほかは、どのような問題が発生するでしょうか?
故人の預貯金名義変更ができない問題
そのほか考えられる問題点は、故人名義の預貯金など名義変更ができないため、故人の預貯金を払い戻すこともできないのです。
ただし、2019年7月1日より一定額について相続預金の払戻しができる制度が設けらたため、遺産分割が成立していなくても当面の支払いについて故人の預貯金が使えることになりました。
相続税の申告における問題
さらに、相続税の申告においても不利になってしまうことがあります。
故人の相続財産が相続税の基礎控除額〈3,000万円+(600万円×法定相続人の数)〉を超えている場合、相続税の申告が必要になります。
たとえ相続税の申告期限内に遺産分割協議が完了していなくても、相続税の申告期限の延長は基本的に認められません。
そのため、未分割のままの状態で申告しなければならないのです。
遺産分割が成立しないまま申告すると、相続税の配偶者の税額軽減や小規模宅地の特例などの適用を受けることができず、その分高額な相続税を納付することになる可能性があります。

相続の話し合いができないと、想像以上にいろいろな問題点があるのですね・・
こんな時はどうすればよいのでしょうか?
相続人同士の話し合いが困難な場合は、弁護士に依頼してすすめることをおすすめします。
この時、相続人の配偶者や親戚などに入ってもらう方法もありますが、この場合いろんな意見が飛び交い、かえって複雑になり揉めるケースがみられるので、最初から争族を得意とする弁護士などの専門家に入ってもらうのが良いでしょう。

う~ん、、弁護士といっても、どうやって弁護士さんを探せばよいのかわからないし、高額な相談料がかかるのではないでしょうか?
そうですね。
一般の方にとって、「弁護士に相談」というのは、かなりハードルが高く感じるのは事実です。
それに、一口に「弁護士」とはいっても、弁護士さんにはそれぞれ得意分野があり、できるだけ、相続案件の経験が豊富な弁護士さんに相談したいところです。

弁護士さんに相談そのものが高いハードルを感じるのに、相続が得意な弁護士さんなんて、どうやって探せばいいのか・・
ベンナビ相続なら相続が得意な弁護士が見つかる
こんなときは、相続問題について経験豊富な弁護士事務所を集めた、「ベンナビ相続」というポータルサイトをご利用いただくことをおすすめいたします。
使い方はとても簡単で、あなたのお住まいの都道府県、市町村を選択後、相談したい内容を選びます。

今回のようなケースでしたら、一番上の、「相続トラブル」を選ぶとよいでしょう。

これは便利ですね!
私の住む地域で検索したら、複数の弁護士事務所が出てきました。
ベンナビ相続に登録している弁護士事務所は、相続問題の経験が豊富な事務所が多く、何よりも、初回相談が無料に設定されている事務所が多いのがうれしいところです。

初回相談無料はありがたいですね!
これで弁護士さんに相談するハードルもかなり下がりそうです!
相談の申込みはまずはメールでの申し込みで大丈夫です。
メールといっても、フォーマットが用意されており、お名前、メールアドレス、電話番号などを記入し、一番近い相談内容を選ぶだけです。
この時点では、複雑な相談内容をメールに長々と記載する必要はないので、手間がかかりません。

私の住んでいる地域によさそうな弁護士さんを見つけることができましたので、さっそく相談依頼をしてみます!
今日は本当にありがとうございました!